野菜は毎日の食事の中で必ず入れておきたい食材ですが、鮮度が落ちやすく長期保存が難しいのが野菜のデメリットでもあります。
最近では多くの種類の野菜が冷凍食品で販売されていますが、普通の状態の野菜をなるべく長期間保存する方法もあります。
この記事では、野菜の鮮度を落とさないための「上手な冷蔵・冷凍保存方法」の知識とコツをご紹介していきます。
保存に不向きな野菜は？
野菜の種類によっては、冷凍することで野菜の繊維が壊れてしまい、美味しく食べられなくなってしまうものがあります。
冷凍に不向きな野菜は、レタス・キャベツ・きゅうりをはじめ、たまねぎやじゃがいも、かぼちゃなども不向きです。
たまねぎやじゃがいもは冷凍保存しなくても比較的長期間美味しく食べられる野菜なので、常温で保存するのがおすすめです。
野菜の栄養を失わないための方法
常温の状態から、普通に冷凍庫に入れるだけでは栄養素を失ってしまう可能性が高くなります。
しかし、一般的な冷凍食品の野菜などは急速冷凍をすることでその栄養素を失うことなく、冷凍を実現しています。
急速冷凍のコツは、真空パックやフリーザーパックに野菜を入れ、金属トレイの上に置いて冷凍するか、アルミホイルで包んで冷凍すると、通常よりも早く温度が下がるので栄養素を失うリスクを軽減してくれます。
野菜についた水分は極力拭き取り、空気をしっかり抜くのがベストな状態です。
ジップロックなどの市販の真空パックを利用することで上手に行えます。
購入してから数日経過した後に保存するよりも、なるべく新鮮な状態で保存する方が、解凍後の美味しさを保てます。
下ごしらえした野菜でもOK！
調理する前の野菜の状態で保存するのも問題ありませんが、下ごしらえした状態でパックに入れて保存する方法もおすすめです。
下茹でした状態でカット後にパックに入れ、同様に急速冷凍をすることで上手に保存できます。
予めカットして下茹でしておくことで、調理するときに便利という利点もあります。
毎日の料理の時間を素早くしたい人は、事前にまとめて下ごしらえして小分けに保存し、調理するときに必要な分だけ解凍して調理に使うという賢い冷凍野菜の使い方もおすすめです。
カット済み野菜で時短料理ができる食材セット
宅配食や冷凍弁当以外にも、カット済みの野菜を届けてくれるミールキットは野菜を使った美味しい料理を自宅で手軽に作って食べれるのが便利です。
すでに野菜や肉はカット済みなので炒めるだけで美味しい手料理を作れるのが魅力です。
野菜を豊富に摂取できるミールキットはこちらのページで特集しています。
ミールキットを徹底比較！安くて美味しいおすすめ料理キット【レシピ付き食材・料理キット5選】カット済み野菜宅配サービスもおすすめ！
イエコックというサービスではカット済みの野菜を自宅まで届けてくれるサービスで、そのカット済み野菜には冷凍保存できる野菜もあります。
届いた野菜をそのまま冷凍保存することもできるので、野菜の下ごしらえが苦手な方はイエコックを利用するのもおすすめです。
>>> イエコック公式サイト
野菜を塩漬け・漬物にして長期保存！
きゅうりや大根など冷凍には不向きな野菜は、冷蔵室に保管しても1週間程度で美味しさは激減。大根の場合は腐ってしまうこともあります。
キュウリなどの野菜をいつもストックして置きたいけど、鮮度の低下が早いのが悩みな場合は、漬物や漬物にすることで保存期間を伸ばすことも可能です。
キュウリを食べやすサイズにカットして塩昆布や塩などにつけてタッパに入れておけば、いつでも食べられる常備菜として活用できますし、キュウリの美味しさも維持しやすいのでおすすめです。
コツは、キュウリを購入して1週間程度経過しても使いきれなかった分をカットして塩漬け・浅漬にすれば美味しく食べられる時期を延長できます。
ぬか漬けを漬けた経験がない方は、部屋が臭くなるんじゃない？と心配する人も多いですが、最近では冷蔵庫で管理する「冷蔵庫で育てる熟成ぬか床」などもあります。
しっかり密閉するタッパで保管するので匂いも気になりません。
